一休

いつも心に太陽をの一休のレビュー・感想・評価

いつも心に太陽を(1967年製作の映画)
5.0
黒人俳優で、肉体派といえばウディ・ストロード、知性派といえばシドニー・ポワティエである。
ポワティエは、いかにも教育を受けた青年という役がはまりどころで、この映画でも、問題児学校に赴任してきた新任教師という役に挑んでいる。
時は、ヒッピー文化が出来上がる70年代の前、60年代が舞台なので、道から外れた若者はやさぐれるしか無かったのだ。
SMでも「愛と信頼」という役フレーズが流行っているが、この映画はまさしく愛情が受け止められて、信頼が構築される様子が描かれている。
人を導くのは一朝一夕ではいかない、じっくりと相手の話す言葉を聞いてから行動してはいけないが、行動に迷ってはいけない、ということを教えてくれる映画である。
一休

一休