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二十四の瞳のほのレビュー・感想・評価

二十四の瞳(1954年製作の映画)
5.0
何度観ても心がじわっとする名作。高峰秀子さんの慈愛に満ちた大石先生が大好き。

「12人の、24の瞳を濁しちゃいけないと思った」という台詞が印象的。私も、初めて教壇に立った時に生徒たちから向けられる瞳があまりに純粋でまっすぐで、ひるまないようにするのに必死だったことが忘れられない。あの時、これが大石先生が言ってた瞳か、と思ったことを思い出した。

子供たちの成長とともに描かれる、時代の流れも本作の重要なポイント。いつも、ラストまでみた後に、最初の出欠を取る場面を見返して、うるっとしてしまう。悲しい時代がまたやって来ないことを願う。

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2022年夏、好きすぎて小豆島いってきた!渡し船で岬の分教場いったり、映画村で雰囲気感じたりできて最高に楽しかった!15分くらい歩いて、本当に使われていた岬の分教場も行ってみたら、タイムスリップしたような気持ちになった。猛暑の中歩いて行ったから、途中で暑くて倒れるかと思ったのが良い思い出。
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