ほさんの映画レビュー・感想・評価

ほ

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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.2

安定のジェラルド・バトラームービー!
前情報無しで見たから、展開も予想外で楽しめた。
ガスパールめっちゃいいキャラで好き。

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.7

レクター博士シリーズ第2弾。

オープニングの映像、すごい作り込まれていてスタイリッシュに決まってた。かっこいい。

本作はレクター博士は前作同様アンソニー・ホプキンスだけど、クラリスがジョディではな
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

サイコ系やホラー系が苦手過ぎて、勝手に敬遠していたけど、オットに面白いからと誘われて渋々みたら、最高に面白かった!!!感謝!!!


レクター博士が醸し出す不気味さ、すごすぎ。そして、そのレクター博士
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

最初のシーンから釘付けに。
ELLE(彼女)が醸し出す異様さの理由が徐々に明らかになり…
出てくる人たちほぼみんな変だったけど、妙に噛み合ってて納得感あった。

イザベル・ユペールはどんな役も演じられ
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推定無罪(1990年製作の映画)

4.0

自分の犯した罪と、これから背負っていかなければいけない罰。想像をこえた展開で、かなり面白かった。

この年代の映画のフィルムの質感が好き!

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前半は本気で見るのやめようかなって思うくらい間延びしていたけど、途中からMIらしさが戻ってきた楽しめた。

グレースが仲間になるシーンを盛り上げるために、前半丁寧に描きすぎてペースダウンしたのだと思わ
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

5.0

古典で習ったモノクロの昔話に、命が吹き込まれた感じ。丁寧で優しさが詰まっているシーンもあるし、迫力満点のシーンもありすごく見応えがあった。

最近のデジタルっぽいアニメではなく、手書きの線を生かしたア
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あのこと(2021年製作の映画)

4.0

中絶が禁止されていた時代のフランスで、予期せず妊娠してしまった大学生の話。
なんとか流産するように注射したり、棒をつっこんだり、非合法の処置をしてもらったり。かなり痛々しくて、見終わった頃にはヘトヘト
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The Son/息子(2022年製作の映画)

4.5

最近レビューサボり気味だったので2024年はちゃんと記録を残すのが目標!今年もよろしくお願いします。

17歳の息子と、父母の物語。

なぜか分からないけど学校にいけなかったり、自傷行為をしてしまう子
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バビロン(2021年製作の映画)

4.3

188分とかなり長いけど、それを全く感じさせないテンポの良さだった。デイミアン・チャゼル監督はやっぱりさすが!!
監督の映画への愛がつまっているラストは、ちょっとうるっときた。あー私たちと同じ映画を見
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.3

すごく見応えあり!性的被害の告発や報道の難しさがよく分かり、勉強にもなった。

テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

5.0

LIVEというより、SHOW!!
アルバム毎に変わる演出のクオリティが高くてびっくり。そしてテイラーの表現力も高くてびっくり。ずっと踊っているのにブレない歌唱力もさすが!魅了され続けた3時間でした!
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

4.3

青春時代を過ごした仲間たちとの40年間を描いた作品。長い年月を描く作品って薄っぺらくなることも多いけど、この作品はテンポと重さのバランスが良くて、後半になるにつれてどんどん惹き込まれた。

毎日一緒に
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.4

最新技術をフルで使いました!すごいでしょ!という感じの映画。アニメ版の海の世界の豊かさや、キャラクター達の愛らしさが消えていて残念。なんでもかんでも実写化すればいいわけではないよなーと思った。
唯一良
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.5

ほんと劇的な大会だったなあ。この上ないメンバーが集まり、最高のゲーム展開での優勝。痺れながらテレビにかじりついてた3月を思い出した。
これまで出てなかった映像が多くて、チームができるまでの苦悩、集まっ
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.5

原題:Petit Maman
ちっちゃいママ

森の中を進んでいったら、自分と同じ8歳のママと出会うファンタジー。楽しいメルヘンなファンタジーではなく、静かで繊細に紡がれるファンタジー。

まず主人公
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キッチン・ストーリー(2003年製作の映画)

4.0

じんわり心が温まる。
独身おじいちゃんのキッチンでの行動を、独身おじちゃんが監視する。シュールな設定やふたりの交流にクスッと笑い、最後はじーんと来る名作だった。

イザックが代わりに書いてあげるシーン
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エレファントカシマシ ドキュメンタリー・フィルム 扉の向こう(2004年製作の映画)

5.0

37歳、「扉」をレコーディング中の宮本浩次の姿を映したドキュメンタリー。
どう身体を使い尽くして、どう死ぬのか。=どう生きるのか。

常に自分に全力を求め続けていてすごいなあ。

the fighting men’s chronicle エレファントカシマシ 劇場版(2013年製作の映画)

5.0

エレカシの貴重なドキュメンタリー映画、やっと見れた。エレカシファンなのでもちろん5点。

本作は2012年に宮本浩次が急性感音難聴を患い活動休止になってから、約1年後の2013年9月14日に野音で復活
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.0

ジャック・タチ初鑑賞。
50年代の作品とは思えないモダンさにびっくり。ユロー伯父さんの虜になる。
ピエール・エテックス特集を先に見ていたので、彼の原点を感じた。

Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

4.9

これはまさに、Mr.ChildrenからのGIFTだった。
ミスチルからの愛と、ミスチルへの愛でハンカチがびちょびちょになった。どんな映画なのかよく分からず見に行ったけど、「Mr.Childrenいつ
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健康でさえあれば(1966年製作の映画)

5.0

4篇からなるオムニバスコメディ。素直に全部笑った、隣の知らないおばちゃんなんて声出して大爆笑してた。新春初笑いさせていただきました!

レストランの食事、映画館とか、日常のありふれたシーンを尽く笑いに
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

-

ドラマシリーズを何度見たことか!!与那国島に行きたくて何度調べたことか!!という程のコトー大ファンで、本作も制作発表から待ちに待ちに待ちに待って、公開初日に見に行ってきました。
ファンとしては、剛洋含
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.5

すごく評価が高いし、主題歌であるミセスのsoranjiがとてもいい歌なので、見に行ってみた。
戦争映画ではあるけれど、残忍さを抑えて見やすくキレイにまとめられている感じ。家族愛に素直に感動したけど、映
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

4.5

イメージフォーラムのピエールエテックス特集にて。
笑った笑った!ただ車で買い物にいくだけの10分間で、こんなに笑わしてくれるのさすがだ。フランスのチャップリン!

(2020年製作の映画)

3.5

カツ丼を食べる小松菜奈だけが、最高に良い。千と千尋のおにぎりに匹敵するくらい良かった。
あとは王道ストーリーの詰め込み&感動の押し売りが強すぎて冷め気味。中島みゆきさんの糸&ファイト!のお陰でなんとか
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4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

4.5

「妊娠4ヶ月、3週と2日」を迎えた1日を長回しで描いていく。緊迫感が凄まじく、固唾を呑んで見守っているうちに、あっという間に見終わった。

人口を増やすために中絶が禁止されていた、1980年代のルーマ
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ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

4.0

リンジーローハンが一人二役で演じる双子がチャーミング。ほっこりする家族もの。音楽も良し!

魔法にかけられて2(2022年製作の映画)

3.0

く、く、苦しい。ストーリー的にも時間が経ってしまったキャスト的にも。

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.6

ケイト・ブランシェットの存在感がすごすぎる。セレブのときは美しすぎて神々しいのに、病んでるときは目が虚ろで表情もなく心が死んでる感じが滲み出てた。

金持ち映画を見てると、いかに自分の平凡な現状を受け
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バビ・ヤール(2021年製作の映画)

4.3

1941年ウクライナ、キーウ近郊のバビヤール渓谷で、ナチスドイツによるホロコーストが起きた。その前後のウクライナの様子を記録映像とともに伝えるドキュメンタリー映画。見応えあり。

スターリンにより苦し
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.5

気狂い逃避行すぎて、なぜそうなる!?とよく分からないけど、なぜか面白い。

「心の何処かに 今でも潜んでいる
″気狂いピエロ″が」
と、Mr.Childrenの桜井さんも「蜃気楼」という曲で歌っている
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.5

カミーユとポールの夫婦関係と、劇中に出てくるオデュッセイアのストーリーが、絶妙に交錯して、不協和音に繋がっていく感じ、すごく面白かった。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

5.0

アンナ・カリーナが堕ちていく話だけど、こんなにも美しく、いい意味で軽くスっと入ってくるのは、ゴダールだからこそ成せる業なのだろう。すんばらしかった。

特に「裁かるるジャンヌ」を見て涙を流すアンナ・カ
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エリザベス2世 知られざる女王の素顔(2013年製作の映画)

3.5

連日のエリザベス女王逝去のニュースで、いかに英国民に愛されていたのかを感じたので、追悼の気持ちで鑑賞。女王の生涯がよく分かった。90分ちょっとでさらっと見れるのでおすすめ。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

インフェルノの翻訳って、事前の流失を防ぐために集められてやったんだ!びっくり。ハリーポッターシリーズとか、もっと凄そうだな。
アレックスロウザーがすごくいい味出してる!