林林檎

二十四の瞳の林林檎のレビュー・感想・評価

二十四の瞳(1954年製作の映画)
4.8
私が一緒に泣いてあげる。
その一言に救われた。

太平洋戦争の前後に、子供達があるがまま生きられるよう願った女教師の話。
戦争だけでなく、性差の問題もはっきりと描かれていて驚いた。

大石先生は手の届く範囲のことしか出来なかったし、救えないものも多かった。
もちろん戦争を止めたりなんてできやしなかった。
けれど、誠実だった。
誠実に生きたいと思わされる名作。
林林檎

林林檎