トノモトショウ

蛇イチゴのトノモトショウのレビュー・感想・評価

蛇イチゴ(2003年製作の映画)
3.0
放蕩息子役の宮迫博之の胡散臭さが絶妙で、脇を固める俳優陣も丁度良い。パターン化された家族に次々と舞い込む諸問題によって、息苦しくも均衡を保っていた関係性がいとも簡単に崩れていく。それらは必ずしも解決しないが、どこか再生されていくようなハートフルさがある。