masakiss

69 sixty nineのmasakissのレビュー・感想・評価

69 sixty nine(2004年製作の映画)
4.5
梅雨の合間の晴れた通勤中、突如見たくなってDVDをポチッた。約20年ぶりに見た若者たちはどうしようも下らなく、腹ただしいくらい輝いて見えた。小説版は村上龍の自叙伝でもあるためもう少し主人公の内面性やアダモとケンのその後の姿も描写されており、シリアスな内容となっている。しかしこの映画においてはとにかく瞬間に輝く若者たちのパワーに振り切っているから清々しい。
またキャストがなかなか絶妙なキャスティングで素晴らしい。当時既に20歳を超えていた妻夫木聡、安藤政信や取り巻く役者陣が見事に10代を演じている。
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