現状に我慢できなくなった青年二人と、ナンパして知り合いになった女性。
3人で軽トラで放浪の旅に出る。
外国のロードムービーってすごく魅力的に見えるのに、邦画ではそれとは逆に憧れることもない。
三人なら生きられるというキャッチコピーも、ひどく空虚に聞こえる内容。
特に女性の方は一時離脱するし、男二人の会話がしょぼい。
施設で育ったという設定もあまり意味がないし、3人以外のキャラも微妙。
柄本明や小林薫である必要性が全然ない配役。
ただ安藤サクラだけは別格というか。
ブスと散々貶されるんだけど、いわゆる愛されることを知らないがゆえに縋るしかないというキャラは印象に残る。
2時間越えの映画だったけど、安藤サクラが出てるシーンは退屈しなかった。