えぬ

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事のえぬのレビュー・感想・評価

4.7
限りなく真に迫っていてもそれは真ではない。イメージと音のモンタージュになんらかの意味がありそうだけど、それが何かわたしには分からない。読んでる論文に重ねて、助教に病院で語らない人たちにLanguage at Libertyがあるのでは?(対話でもナレーションでもない言語)(ここでの沈黙は誰のものでもない)と言われて、なんとなくそれも理解できる。語り得ないことをどう語るか、それは空虚さや沈黙であるってのはホロコーストの語りでもあったし。でもこの映画のモンタージュの意味の解決にはならない気がする。岡田さんかっこよかったけどさ…また観ないと。読み解けたら5にする。
君はヒロシマで何も見なかった
えぬ

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