ヒロシマモナムール/二十四時間の情事の作品情報・感想・評価

「ヒロシマモナムール/二十四時間の情事」に投稿された感想・評価

claire

claireの感想・評価

4.0
いつの間にかAmazonでレンタル始まってた「去年マリエンバートで」をもう一回見よう。
2020

映像を記録して物語を作るという事。
それはどこか死後に結びついているように思えてならない。
この作品を見て、これまでになくその感覚を強く感じた。
一瞬たりとも目が離せなかった。
ルネ

ルネの感想・評価

3.0
1959年。アラン・レネ監督の長編第一作。

第二次世界大戦により心に傷をもつ男女が織りなすドラマを描いた作品。

映画の撮影で広島を訪れた女優が、広島在住の建築家を名乗る男と深い仲になり、トラウマである自分の戦争の記憶を語るお話。

外部からやってきたフランス人という存在が、原爆をどこまで知ることができるのか? というアラン・レネ監督の想像から映画制作は始まった。人間が、現実を批判しながら自己の心の在りかを探求していく過程を、個人の内面にある戦争を背景に描いた作品。

原爆の記録映画から引用された被爆者たちの映像が衝撃的だった。今まで見た事のないレベルの厳しい現実。女優の語る過去も凄まじい。

かなり深い意味のある作品のようだったけど、理解出来ず。
あ

あの感想・評価

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猫の尻尾が… ナイス婆
日本版煽りがオープニングのことしか言ってなくて面白い
ファットマンの映画はあるのかな
何かを忘れることは悲しいが忘れたいことでしか救われないものもある


DVD買ったので何回も見たい
戦争、恋愛、忘却の話。

セリフが詩的・観念的すぎてノレない。

『去年マリエンバートで』みたいだな、と思ったら同じ監督か。アラン・レネ。

って、『去年マリエンバートで』観た時は、これロブ=グリエみたいだなと思って実際脚本がロブ=グリエだったんだよな。同じことしてるわ。

survivor’s guiltの話なのかなと思ったり。
それを広島を舞台にした恋愛話として表現するのは面白いと思ったが。

【一番好きなシーン】
・映画の撮影現場のシーンでの細かいカッティング。
・慰霊祭?の行列の中に2人がいるのは『火口のふたり』を思い出した。
・ホテルに一度帰った女が階段を降りて(ヒキ)、立ち止まり(ヨリ)、引き返す(ヒキに戻る)ところのカット割り。
紅茶

紅茶の感想・評価

3.7
詩的な映画。アラン・レネ監督の長編デビュー作にしてかなり実験的。フランス人女性と日本人男性の会話や回想によって物語は進むが、その回想は過去のものとして出なく、現在のうちに埋め込まれたものとして捉えている。記憶や忘却について映画という媒体を通して捉え直しているのかもしれないが、はっきり言って難しい作品だった。
UCOCO

UCOCOの感想・評価

4.2
冒頭の抱き合う2人の肉体のシーンは、トラウマになるほどの映像美。

『夜と霧』にストーリーがついたような感覚。

映し出される被爆の映像たちから思わず目を背けたくなり、私は字幕だけに視点を置いた。あれは物語でなく、そして作り物でもない本物、現実の出来事だというのに。。。

人間が人間に与えた悲痛な叫びを、この作品は何とも美しく、そして儚くも力強さを忘れることなく描いている。 

岡田英次の流暢なフランス語には魅了されるがなんと彼はあれを文法や意味など一切理解せずに、音だけで台詞にしたというから驚きが隠しきれない。

ヌーヴェルヴァーグの傑作でありそして題材は「原爆」。あなたが映画好きな日本人であるなら、この作品に触れないという選択肢はない。
数日前に鑑賞。

広島、原爆、ナチスと恋したフランス女性への迫害。

冒頭の、ナレーションと共に流れる広島の原爆についての映像はショッキングだけど、日本人はみんな観るべき。

アラン・レネ初監督作品かつ私もアラン・レネ初視聴作品。

カメラワークとショットが効果的で、かつ編集が本当に素晴らしくてテンポがとても絶妙で滑らかだった

「the beauty of 」という映画の綺麗なシーンを作品ごとにまとめるYouTubeチャンネルがあって、それで知ったのがきっかけ。

ヌーヴェルヴァーグの傑作と呼ばれるほどなのに、広島の原爆についての映画なのに、日本では全然有名じゃないのは悲しいな..

きわめて実験的でありながら、その完成度ゆえにいまなお古くなっていない、アラン・レネ監督の傑作。

ある場所でのある人物にとっての記憶というものが、はたして言葉やイメージで伝達できるのかという問題意識がここにはある。
おなじレネ監督の『夜と霧』にはその「不可能性」があふれていた。

しかし本作で、おおきな歴史としての記録と個人のものがたりとしての記憶が、たがいにメタファーとして重なり合うとき、わたしたちはフィクションのもつ「可能性」に勇気づけられる。
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