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ヒロシマモナムール/二十四時間の情事のacottのレビュー・感想・評価

3.8
広島の街で出会った日本人の男とフランス人の女の会話劇。特に女の方は、戦争や原爆を落とされた広島の街などの事象が人格化したようなキャラクターでスリリングだった。前半は詩的なのにドキュメンタリーフィルムのような映像。あまり今の日本では見られないようなショッキングな映像も。冒頭の砂と肉体の映像は詩的で美しかった。
『去年マリエンバートで』のあの妙な感じと似てる。これがアラン・レネなのかー(いい意味で)。
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