acottさんの映画レビュー・感想・評価

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基本的に4.0以上はまた見たい!もしくは何度も見た!という映画です

熱海殺人事件(1986年製作の映画)

3.1

つか芝居の方は見ていないんだけど、舞台の設定や雰囲気、勢いをそのまま映画に持ち込んでしまったのがダメだったんじゃないかと。キャラクターも展開もどギツイから見てて辛い。コント山口くんと竹田くんの竹田くん>>続きを読む

シンプル・プラン(1998年製作の映画)

3.4

最近のアメリカドラマの心理的に追い詰められる系クライムサスペンス、この映画とか『ファーゴ』とかがベースになってる感じかするなーと思って観た。小心者が犯罪に巻き込まれるとロクなことにならん系の話。
あと
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予告犯(2015年製作の映画)

3.6

現代日本の底辺で生きる若者の、社会への復讐劇。ちょっとしたきっかけで道を踏み外してしまうと底辺までまっしぐら、そしてそのまま…という辺りがリアルに描かれていた。その底辺で出会う外国人労働者に関わる話も>>続きを読む

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

4.3

いい評判は聞いていたけど、予想以上に良かった!テレビシリーズは飛び飛びで見てたけど、見てなくても各キャラクターの関係性はさらっと理解できるように作られてるから大丈夫。

進路を考えるセンシティブな時期
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ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

4.5

アベル&ゴードン初鑑賞。世界共通言語の身体表現で面白おかしく愛と自由を描いていて素晴らしかった!
老いてなお自由を求めるおばマーサ、おばを助けるために張り切ってパリに来たけど間が抜けているフィオナ、そ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

北朝鮮がミサイル打って大騒ぎしてた日にBSプレミアムで放送されたのを観た。
ネタがヤバければヤバいほど、ブラックジョークとしての爆発力も高まるんだなと思った。
米露の首脳が普通に仲良く電話できてるって
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.4

倦怠期夫婦のすれ違いからいろんな気まずい事が起こるお話。うーん、イザベル・ユペール出てるから観たけど2時間ドラマな感じだったなぁ。
基本いいお話なんだけど、気まずいシーンが多すぎてモヤモヤする。ただユ
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

4.2

優生思想で人口減少を企むマッドな集団に狙われた大学教授が、美人記者とお調子者の相棒を連れて組織と対決するブラックコメディ。めっちゃ面白かった!
マッド集団の指導者が天本英世で、こういう役がハマりまくっ
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彼岸花(1958年製作の映画)

4.3

時代背景からして男尊女卑なのは仕方ないと分かりつつも、父親のふるまいにムカムカしながら見てた。とはいえ山本富士子演じる京都の娘さんやら、銀座のバーのホステスさんやらの男への対応が小気味よくてさすが小津>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.5

青春ものとしてはいい映画なんだと思う。けど自分の好みには合わなかった。音楽にこだわってて良かったけれど。

ドラマ『ロイヤルペインズ』で見てめっちゃかっこいい!と思ったエズラ・ミラーが出てたので録画し
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.1

ほぼ静止画のカットで構成された30分のSF映画。わずかな小道具しか使っていないのに鑑賞者の想像力も手伝って、SF的な状況を演出できていたのがすごかった。聞き取れない囁きレベルの話し声がめっちゃ怖い。け>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.3

「幸福」を絵に描いたような家族の描写が続き、完全に幸せすぎて怖いフラグのやつだ…とビクビクしながら見たし、内容的にはちょっとしたホラー作品と言ってもいいかも。
ストーリー以上に、色使いの美しさが際立っ
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.6

病気の診断結果を待つ女性の2時間を、ほぼリアルタイムで追った物語。冒頭のタロット占いのシーンだけが生々しいカラー映像だった。死を意識した人間の、肉体への執着心が見えて生々しく感じたのかも。
陽気なピア
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ブッとんだ世界観と画の色味・質感によってフィクション感が高まっていて良かった。無意味に見えるハードロック野郎が重視されているのも最高!人間に必要なものは人間から搾取するというネオ世紀末感がすごかった。>>続きを読む

モード家の一夜(1968年製作の映画)

4.5

ロメールの白黒フィルムでトランティニャン主演、それにこのジャケ写が気になって観に行ったらものすごく良かった。2017年の『ロメールと女たち』特集上映にて。会話劇で話を構築していくロメール節なんだけど、>>続きを読む

歴史は女で作られる(1956年製作の映画)

3.0

娼婦の半生を描いた『ローラ・モンテス』が原作。ドゥミの『ローラ』と同じ人のことらしい。
入れ子構造のように作られた映画。作中の現在の場面はサーカスの舞台で、過去の場面は主に映画として描かれている。その
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ファミリー・プロット(1976年製作の映画)

3.7

楽しく軽く観ていられるコメディサスペンス。これがヒッチコックの遺作だったのかー。主人公の詐欺霊媒師カップルとマジで犯罪者な泥棒カップルが、大金をめぐる勘違いによって交錯していくハラハラドキドキのお話。>>続きを読む

姿三四郎(1977年製作の映画)

3.9

岡本喜八版、主演三浦友和。歌!とにかくOPとEDでヒーローモノみたいな歌が流れて頭から離れない!タイトル調べたら「34ROH!」ヤバい笑!
きっと原作の時点でそうなんだろうけどマンガみたいな大げさな話
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

3.6

ホラーだった。怪死事件を追う記者の取材に沿ってストーリーが進むから、一応サスペンスミステリーなんだけどホラー。とにかく血糊が噴き出しまくる。これ増村監督だったんだな。根津甚八かっこよかった〜。
狂った
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トプカピ(1964年製作の映画)

3.3

大泥棒がチームで綿密に準備してお宝を盗み出すお話。途中冗長でちょっと飽きてしまったなー。大好きな映画『日曜はダメよ』の監督と女優さんのコンビだからときたいしすぎたかも。
でもミッション・インポッシブル
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.5

天才ゆえに周囲の理解を得られにくい少年の冒険譚。アメリカの片田舎に住み、全員がバラバラで強烈な個性が集まる家庭で育ったスピヴェット。彼の発明が賞に選ばれるが、子供では相手にしてもらえないので大人のフリ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.4

2から見てしまったので、前日譚的な見方になってしまった。チーム結成に至るお話。各メンバーの付かず離れずの距離感がもどかしくもあり、良さでもあり。
2でグルートが小さくなった理由が描かれてると聞いてはい
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.6

1作目未見のまま勢いで観に行ったら超面白かった!ベビーグルート可愛すぎか!しばらく「アイアムグルート」しか言えなくなった。最後にグルート大きくなってて、これが普通のグルートだったのかーと。

アメリカ
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.2

タイムリープものは好きだから期待してたけど暴力描写や辛い場面が多すぎてキツかった。アメリカさんはなぜこうなのか…。トム・クルーズの『オールユーニードイズキル』は楽しめたんだけどなー。愛するがゆえなラス>>続きを読む

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.4

高崎映画祭クロージングで鑑賞。優等生とスクールカースト上位系女子がひょんなことから認知症のおばあちゃんを助けることになって、微妙な関係のままおばあちゃんに関するミッションを成し遂げるお話。おばあちゃん>>続きを読む

女性に関する十二章(1954年製作の映画)

3.9

出演者がカメラ目線で独白したり、原作エッセイの著者、伊藤整も自身役で茶々を入れに来たり、オープニングもヌーヴェル・バーグ的なおしゃれな作りだし楽しい映画だった。やっぱり市川崑と和田夏十のコンビ大好きだ>>続きを読む

ジゴロ・イン・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.5

ジョン・タトゥーロがめっちゃセクシーだった。バネッサ・パラディ、最初ターバン巻いて出てきたとき誰だか分からなかった。切なさあり笑いありでなんとなく観るにはちょうどいい映画だった。ユダヤ人コミュニティの>>続きを読む

光りの墓(2015年製作の映画)

4.4

アピチャッポンはアートイベントで短編しか観てなくて、分かりにくそうだなーと思ってたんだけど思ったより全然ストーリーあった。
可視=存在、不可視=不在ではない、見えないものもここにあるのだというメッセー
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日本暗殺秘録(1969年製作の映画)

3.4

タイトルに惹かれて見た。桜田門外の変から二・二六事件までの暗殺史だけど、冒頭からほとんどが短編ないしダイジェストで、血盟団事件の項だけが長編。とりあえずキャストがやたら豪華。
現代の感覚だとなんとなく
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わが青春に悔なし(1946年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原節子がどんどんたくましくなっていく様がすごい。
自立した女性に憧れていた京大教授の娘が、父の教え子である活動家と結婚するも夫は反体制運動の罪で逮捕、死亡してしまう。夫の実家を訪ねると貧しい農家で、し
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見栄を張る(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

(ネタバレ控えた感想の後にネタバレ感想書きます)
高崎映画祭にて鑑賞。主題歌がayU tokiO の『恋する団地』と聞いて観たくなったんだけど、観に行って良かった!
女優のたまごである主人公が姉の死を
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