ユダヤ人の迫害が周辺国でもあったことは知ってたけど、パリからもアウシュビッツに送られたホロコーストがあったことは知らなかった。ヴェルディヴ事件と呼ばれていて、フランスでも若い世代は知らないこともあるら>>続きを読む
1940年ころのアメリカ、霊媒ショーで生計を立てている姉妹はパリで公演することに。霊媒師は妹(リリー=ローズ)、姉(ナタリー)はショーのプロデューサー。
何となく嘘が暴かれて窮地に追い込まれる系かと思>>続きを読む
現代の都会が抱える問題が事件化したような一家殺人事件が起き、その謎を周囲の人の証言によって解いていく話。カメラがインタビュアーとなり、証言者がカメラ目線で語る手法。インタビュアーの種明かしからメタ的な>>続きを読む
最後まで観て、モヤモヤを抱えつつもすごい…と思う反面、殺人事件現場の描写が悲惨で辛かった。
86年、まだ軍事独裁政権下の韓国で地方の警察が殺人犯を追うのだけど、彼らの捜査が横暴でひどい。ソウルからクー>>続きを読む
外交官の夫とその妻は、お互いに浮気というかターゲットを攻略することを遊びとしていて、落とすまでの様を報告し合ったりする、という歪んだ信頼関係にある。すごくフランスっぽい。
夫が新たに目を付けた女性にど>>続きを読む
黒人にイタリア系、南米系、韓国人など多人種が軽口叩きながら生活してる街、ブルックリンが舞台。軽口というかそれぞれの人種がそれぞれに対してdisり合う日常。ちょっとムカつく、ぐらいの感情が、夏の暑さとい>>続きを読む
坂本慎太郎が主役⁈ってだけでヤバいんだけど、得体の知れない強みあってすごかった。アニメーションと音楽がアグレッシブで凝りまくってるのもすごいし、謎に感動した。
笛が出てきてから笑い堪えるのに必死だった>>続きを読む
『コックと泥棒〜』も見ていないので初グリーナウェイ。旦那とピーター・グリーナウェイの話をしたとこだったのでタイムリーだった。
一応ストーリーはギリギリあるけど「数」の演出で見られた感じ。こんな風に意味>>続きを読む
ベトナム戦争反対のデモを巡る「セミ・ドキュメンタリー?セミ・フィクション?(劇中でもこのように自己言及する)」な映画。ピーター・ブルックが演劇界の人で、先にこれは舞台化されていたらしくミュージカルっぽ>>続きを読む
光州事件から40年ということで鑑賞。独裁政権下とは言え、ソウルではごく普通の日常があった。しかし韓国南部の光州では人知れず異変が起こっていた。
日本在住のドイツ人記者と、彼を乗せたソウルのタクシー運転>>続きを読む
埼玉の上尾市がロケ地になっていたために観たかった映画。もうちょっとフワっとした話かと思ってたらかなりシビアで前半つらい。
なんでもない街(上尾)に来てから森山未来演じる大学生と出会い、人との付き合い方>>続きを読む
透析療養中で死を意識しはじめたブンミおじさんの元に、義理の妹が農園の手伝いにやってくる。
夜の食事中に死んだはずのおじさんの妻が現れ、さらに行方不明になっている息子が猿の化物のような容姿となって現れ>>続きを読む
ロジェ・ヴァディム×ジェーン・フォンダ、
ルイ・マル×アラン・ドロン×ブリジット・バルドー、
フェリーニ×テレンス・スタンプ
という豪華な組み合わせで、エドガー・アラン・ポーの怪奇譚を元にしたオムニバ>>続きを読む
母親が亡くなり、遠方の親戚に引き取られることになった少女の元へ、母の知り合いだという男性が現れ親戚の家まで送る道中を描いたバディロードムービー。
男性は本当は父親なのか、道中で親子のフリをしているうち>>続きを読む
15歳の少女ポーリーヌと従姉妹のお姉さんマリオンのバカンス先でのお話。マリオンは旧友ピエールと海岸で再会、ピエールは以前からマリオンに惚れてるけど、当のマリオンはプレイボーイおじさんのアンリに夢中。一>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
めっちゃ怖い、けど笑えるところがある、と聞いて怖いの苦手だけど観に行った。確かにおいおい!って笑ってしまうところもあった。
村に着く直前で画面が逆さまになったり、ガラスや鏡に反射したカットが多かったり>>続きを読む