バーガーは、少しの身代わりのつもりが戦地に向かうことになってしまった。
自ら志願して訓練を受けている若者も、突然招集されて仕方なく参加する若者も、戦地に向かい命を落とすことは、あれくらい訳がわからなくてあっという間であっけなくカオスなことだって描いているように感じた。
バーガーが「俺だったらみんなの分の保釈金を集めてこれる!」と言って出て行き、結局親に頼っている場面は面白かった。
馬と一緒にミュージカルダンスをする場面や、結婚!?と聞いて妄想の結婚式を挙げるシーン、ブルジョワたちのパーティーでバーガーがテーブルの上で歌い踊るシーン、黒人の婚約者の魂のこもった歌、飛行機に乗り込み行進しならから歌い上げるシーン。どれも素晴らしかった。
最後のお墓のシーンでなぜ彼女がセンターだったのか?彼女の心の変化を描いているのか?
歌に出てくるティモシー・リアリーって誰?って調べてみたら、面白かった。
でも、監督ヒッピー興味ないんだなって思った。