Keny

いとこ同志のKenyのレビュー・感想・評価

いとこ同志(1959年製作の映画)
4.0
相反するいとこに見る迷える若者としての共通性。空虚な乱痴気と信念なき励み、向かう先は?
あえて短絡的に言うなら50年代パリの低俗な学生物語なわけだけど、その俗っぽさにこそこの映画の深みがある。
あっけないラストもまた人生のドラマ性の否定というかね。何も得ず。
Keny

Keny