キミシマユウキ

孫文の義士団のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

孫文の義士団(2009年製作の映画)
3.5
1906年、革命派のリーダーである孫文が香港入りし会合する事が決定。これを知った清朝は大規模な暗殺団を香港に派遣した。革命派は孫文を守るために義士団を集める…

『ローグワン』『イップマン』
ブルースリーの再来と言われた男
!!ドニーイェン!!
が出演している史劇カンフー映画。
『カンフージャングル』の
!!テディチャン監督!!
ブルースリー映画見て以来香港映画勉強中なので鑑賞


志のため、革命のため、この国のために、
守らねばならぬ人がいる。
この身捧げようとも…


くっさい。おとこくっさい。
革命のために身を捧げる名も無き兵士達?
「ここは俺に任せて先にいけぇ!!」
な自己犠牲精神の塊な仲間達?

……はぁ…。

大好きですわ……(笑)

孫文を守るために集まった一癖二癖もあるゴロツキやら何やらな人々が仕向けられる暗殺者達に立ち向かうお話。
前半1時間の仲間集めでキャラの個性を描き、残り半分はひたすらリアルタイムアクション。
100人以上はくる暗殺者達に数人で立ち向かう漢気が素晴らしいじゃないの、女もいるけど。
孫文やら清朝のことをあらかじめ少し勉強しておいたのも効いたようだ。

主演はドニーイェ……じゃない!
主演だと思ってみたのに違う!(笑)
大事な役どころだけども主演ではなかったようです。相変わらずアクションのキレはドニーです。
あとは義士団の1人にめちゃくちゃデカイ奴がいたので調べてみたらバスケ選手でした。何食ったらそんな大きくなるんだ……。

まぁ血のエフェクトが異様にダサかったり、登場人物が死ぬ度にテロップが流れたりするのは謎のチープさを感じたが、総じて良い映画ですね。
今の中国があるのもかれらのおかげかも!

史劇好き、カンフー好き、そしてドニーイェンの主演じゃない役どころが観たい方にはオススメの作品。