アニメファンだけでなく、映画ファンにも十分にお勧めでき、
素晴らしいカメラワークとアクション、そしてハードボイルドなカッコよさを詰め込んだ必見の一作。
カウボーイビバップという90年代を代表するアニメの劇場版作品。
と、言ってしまうと少し見るのに躊躇するかと思われます。
大丈夫です。
私的にカウボーイビバップの鑑賞の仕方は『ルパン三世的な鑑賞』をすれば問題ないと思っていて、主人公とそのチームの成り立ちはよそに置いておいても大丈夫です。
以下2つの観点を頭に入れていれば楽しく鑑賞できます。
・主人公チームは宇宙を股に掛ける賞金稼ぎで、賞金首を捕まえてお金に換えようとしている
・チームは以下で構成されているチーム
クールでぶっきらぼうな主人公
堅物な元刑事の船長
セクシーで金に執着するお姉さん
自由奔放の天才少女
この情報があれば映画ファンなら『こんなストーリになるかも!』と頭の中に浮かびやすいと思います。
※確かに地上波を鑑賞後のほうがストーリーに奥行きが出ますが、映画からでも問題ない作品です。地上波もほぼほぼ一話完結型(裏で本筋が進む感じ)なので。
で、監督はマクロスプラスの時にご紹介した渡辺信一郎監督でして、やはり監督ご自身も映画ファンであることも相まって、作品が洋画的な演出で仕上げられております。
また採用されている音楽がジャズを採用されている事も相まってよりオシャレ寄りになりかっこよさに拍車をかける仕組みです。
最初から最後までカッコよさを突き詰めた洋画を見ることができた!
となるような本作、よろしければご鑑賞してみてはいかがでしょうか。
傑作間違いなしです。