ショコラプロムナード開催時期にこの作品を上映するのはずるい。鑑賞後しっかり購入して帰りました。
とにかく暖かくて丁寧に作られたおとぎ話のような作品。キャラクター達の描写と関係性を丁寧に描いているからこそ、彼らの感情に心動かされる。伯爵もパンから必死に目を逸らしたり取り乱して神に縋ったり、代々続く歴史に最も苦しんでいた人なのかもね。
変わっていくことは変わらないでいることより遥かに勇気がいる。そんな人々の雁字搦めのしがらみをショコラの甘さがゆっくり溶かしてくれる。とても素敵な作品でした。
あとジョニデってこんなに格好良かったのか…。
