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砂丘のKのレビュー・感想・評価

砂丘(1970年製作の映画)
4.8
資本主義も、革命も、議論も、社会参加も、ぜんぶ嫌になってセスナを奪って砂漠へ。そこでドライブ中の女性と出会う。

本当の意味でセックスをする。砂だらけで、転がりながら、笑いながら、キスしながら。

2人はセスナにペイントをして別れる。そして、死に、爆発する。

大きな物語も、大きな革命も、大きな成功も、大きな逃避も、大きなセックスも、求めてない。小さな革命を起こしたいし、ちょっとの成功を収めたいし、たまに逃避もしたいし、まったくセックスしないのもどうかと思う。

そうは言っても、大きな物語がぜんぶ破壊されたら、それはそれでいいよね。この映画の最後みたいに。
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