面白かった。心理ホラーとサスペンスの融合。とにかくカメラワークと音が素晴らしい、過剰さは全くない。
妻子を亡くした作曲家が移り住んだ家で起こる様々な霊障。動き回る車椅子、現れる娘の遺物、響く轟音。主人公はあまり怖がってないのが好きだった
屋根裏部屋を見つけてからは主人公はこの家で起こった事件を霊のために解決しようとする。
歴史を遡って行く様子が『残穢』っぽかったか。幽霊からの訴えを叶えるために奔走する。
恐怖としての幽霊ではなく死者としての幽霊で良かった。しかし演出は怖かった。
怖さを脚色するのが霊の姿とかじゃなくて、単なるあるはずのない遺物とかなのが新鮮で面白い