にっきい

XYZマーダーズのにっきいのレビュー・感想・評価

XYZマーダーズ(1985年製作の映画)
2.2
2人の女性のネグリジェ姿は有りますが、お色気シーンと言うほどエロくは無いです。

当時『死霊のはらわた』のサム・ライミ監督の新作って事でTVの情報番組とかでも話題になってた作品。
S本くんとK保田くんは確実、T家くんは記憶が曖昧ですが、取り敢えず友達と観に行きました。

ネズミ駆除業者の正体は殺し屋って話し。
これ日本ではスティーブン・キングの『クリープショー』と二本立て上映で、友達は『クリープショー』目当て、ボクは今作目当てで観に行きました。
結果としてボクも『クリープショー』の方が楽しめたんですがw
いや今作も面白く無いわけじゃないと思うんです。
こう言うのジャンルとして何て言うのか知らないけど、人がじゃんじゃん死んでいくコメディ。
かなりブラックな笑い。
監督がライミ監督なのでホラーを期待して観に行ったので、当時は正直期待はずれに思いました。
でも改めて見直すと、ライミ監督の『キャプテン・スーパーマーケット』からホラー要素抜いたら丁度こんな感じ。
なので実はライミ監督らしい作品なのかも知れません。
共同脚本はコーエン兄弟。
殺人鬼として電気椅子で死刑にされるヴィックは、「自分の無実はナンシーと言う女性が証明してくれる」と言って、事件を回想する。
彼が務める警備会社の社長と共同経営者のトラブルが、やがて殺人事件に発展し、一目惚れしたナンシーを追いかけるうちにその殺人事件の犯人の殺し屋と遭遇してしまい…、って話し。
一応はヴィックが主人公なんですが、ナンシーや殺し屋、事件の目撃者等々、色んな人のエピソードが複雑にからみあったストーリー。
故意や偶然が重なって人が沢山死んでいき、最後に生き残ったヴィックが犯人にされちゃう。
冒頭に車で暴走する尼僧たちのシーンがあるんですが、まさかそれがこんな結末に結びつくとわ。
ライミ監督なので盟友ブルース・キャンベルも出演してます。
めちゃくちゃ嫌な奴の役で、ジム・キャリーなみの顔芸を披露してました。

今朝の1曲
GYZE『DESIRE』
リバプールの残虐王ことCARCASSの4th『Heartwork』と続く『Swansong』でメロディック・デスメタルと言うジャンルにハマり、一時デス声のバンドばっかり聴いてました。
今も1番好きなジャンルなんですが、日本にもデスメタルやブラックメタルのバンドは結構あるけどアンダーグランドなバンドばかり。
そんな中いきなり海外レーベルからアルバムをリリースしたGYZE(北海道出身のバンド)。
曲を聴いただけでは日本のバンドだとは分からないくらいハイクオリティなメロディック・デスメタルでした。
この曲(https://m.youtube.com/watch?v=k1XbEDnThsk)は1stのオープニングナンバーで、メロディアスなギターと疾走感のあるリズムがめちゃくちゃカッコいいです。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1986年
鑑賞回:ー
劇場名:ー
座席情報:自由席
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:83分
備考:過去鑑賞記録、『クリープショー』併映
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