ケインコスゲ

ドーン・オブ・ザ・デッドのケインコスゲのネタバレレビュー・内容・結末

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

パーフェクトなゾンビ映画。めちゃくちゃおもしろい。
ゾンビ映画は全部まとめてこれ一本でいい。

ゾンビを定義づけて、ゾンビ映画というものを確立させたジョージAロメロのゾンビ三部作の2作目に当たる「ゾンビ」(1978)のリメイク。

オリジナルの「ゾンビ」を見てないからわからないけど、ゾンビ映画の全てが詰まっているというか、全定番が入っている上に、今見ても見劣りしないというかむしろおもしろい永久保存版だと思う。

展開も早くて無駄なところがない。
ショッピングモールに立て籠るシナリオといい、その中の人間関係、対立、武器屋との交流、赤ちゃん出産、噛まれた仲間をどうするか、恋愛、頼りの基地は全滅、犬、対立していた悪そうな奴がいい奴になる(CJ最高)、そして死ぬ、卑怯な奴、お調子者の若い男、頼りになる黒人、全部ここにありました。

噛まれた奴早く撃てよと思ったが、そっかゾンビという概念が当たり前になりすぎて忘れてたけど、噛まれたら感染するとか、頭を撃たないといけないとかそもそも知らないのか。というかこれはゾンビを定義した映画だからそれをどんどん登場人物達が知っていく過程は逆に新鮮だった。

これは元のゾンビが面白いのか、リメイクの本作がおもしろいのか…
なんにせよ三部作一作目のナイトオブザリビングデット見た時はあんまりピンと来なかったけど、これはすごい。オリジナルすごいんだと思うけど、このリメイク版撮り方なのか、リアリティなのかめっちゃハラハラして面白いと思う。
ケインコスゲ

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