とっても「ワイズガイ」な映画を観ました。
なんで今まで観ていなかったんだってくらいの傑作偉作。
演出がとにかく素晴らしい。
とてもワルい、ダーティなアングラな話なのに、人物の表情から音楽、カメラワーク1つまで、とにかくスカッと作られている。
喜怒哀楽が分かりやすく、人物や物事の結末も分かりやすく、それこそ銃の弾丸の様な、ライム入りコロナビールの様なそんな感覚。スコセッシ超スゲぇ。
んで、役者がとにかくスゴい。
この作品をきっかけに、後に盟友と呼ばれるロバート・デ・ニーロ×ジョー・ペシ。
何なんだってくらいイカしてる。
んで、忘れちゃいけないレイ・リオッタ。
彼の出世作になったのも今作。痺れるくらいカッコいい。
また音楽が素晴らしい。80~90年代に流行ったロックというロックをふんだんに使い、どのシーンも装飾されている。
逆に言うと、今作に挿入されているのも歌にとってはある種のステータスなのかも。
つまりは文句なしの完璧って事です。