復讐の為の共犯か
もどかしくも儚い恋か
すべては幻と嘘か
秘密は語らず、穴の中へ
良い!渋い!
漂うエロスな匂い。
まるで愛する人の残り香のように耳に残る調べ。
ステーキとマスタード。
くゆる煙草の煙り。
真紅のカーテン。
常に主役二人を枠の中に押し込む様なカメラワークは、常識から抜け出せぬ理性を表しているかのよう。
触れることすら拒んだ手が結ばれた時、すべては始まり、そして終わりを予感させる。
『時は移ろい、あの頃の名残は何もなかった』
痺れた!
もう恋なんてしないなんて、なあなたにオススメです!