花様年華(かようねんか)の作品情報・感想・評価・動画配信

花様年華(かようねんか)2000年製作の映画)

花様年華/In the Mood for Love

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

3.9

「花様年華(かようねんか)」に投稿された感想・評価

K

Kの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

まだわたしがこの映画をするには若いのかもしれない(酔ってたのも原因だとは思う…)。
色彩や、鏡を使うカメラワーク、音楽と音楽のタイミングなど、技法的な意味では恋する惑星と同様に美しく、でも一方で某作は激しく、本作は優美に描かれているという違いもある。

マギーチャン、美しすぎん!?!?
後ろ姿、横顔、正面、どこから観ても芸術作品…スタイル抜群だからぴったりとしたチャイナドレスが似合うこと似合うこと…
トニーレオン、恋する惑星を見て好きになったんだけど、本作のトニーレオンぜんぜん個人的ヒットしなかったな…。なんというか、優しいし思いやってるからこそのきもさというか(ファンのみなさん本当にごめんなさい!)。
だからこの映画そんなにツボじゃなかったのかな

個人的にはあんまり理解ができずナレーションが欲しいなと思う場面があったりして、ちょっと難しい場面もあった。恋する惑星ではナレーションが多すぎるという意見もあったようだから、映像だけでかたるような映画を作りたかったのかな?
なんていうか、大人の秒速5センチメートル?って思って終わった
映像はもちろんどのシーンも魅力的なんだけど(赤い書斎に向かって走るシーンが一番好き)、何度もすれ違う階段や無言の電話に映画の美徳が詰まってんな〜〜って感じでめちゃくちゃよくて溜め息出る…
カン

カンの感想・評価

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なんて雰囲気のある映画なんでしょ
映像、色彩、振る舞い、チャイナドレス、アイラインに髪型、小道具、音楽、素敵だった…どれを撮っても60年代風

勿論、ストーリーも…

このレビューはネタバレを含みます

逢引のシーンはいやらしいこととかしてないのに、なんだか見てはいけないものを覗き見ているかのような気分だった。
トニーレオンの目線にドキドキ。
湿気と混沌に包まれた世界にも美しい花は咲いていた。花はやがて蝶に姿を変えどこかに消えた。消えることのない艶かしい鱗粉だけが指に残った。

赤いホテルの部屋、チャイナドレスの柄
両切りの煙草
どのシーンにも惚れ惚れした〜〜美しさに引き込まれて振り回された。香港の街も服装も音楽もおしゃれで素敵だった。レストランの会話の画面の切り替えも煙草の煙をアップにしたり靴をアップにしたりするのもどのシーンを切り取っても絵みたいに綺麗。カメラの切り替え本当になんなんだ?こんなに隅々まで完璧な映画見たことない。1番のお気に入りは手を離すシーンのスローモーションで、あれは完璧な美だった。始めから2人しか映らないのも耽美的で毎回変わるイヤリングもネクタイも見逃さなかった。演技で誘おうとした時の笑顔が唯一あどけなくて可愛かった。行間を読ませてきて事実がわからないままだけどその余韻もいい。
misaki

misakiの感想・評価

3.0
ポスターなんだかエロいぞ。しかし、作品はすごく上品。グザヴィエドランがさ、熱く語ってたから観ました。恋する惑星の監督なんですね。終わった時、ん?よくわからないぞと久々になりました。でも、音楽の使い方、色使い、写真のようなシーンは素敵。主演の女優さんは日本でいうと、安藤さくらみたいな感じなのかな。勝手にそう思ってる。すごいさりげない仕草とか表情が凄かった。セリフがないけど伝わるの。爪の先、脚もきれいで見惚れました。自分の体を思わず見返した。ストーリーはセリフ、さりげない仕草を聞き逃さず、覚えとかないと分からなくなるな。それをスルー気味に見たからついていけなくなったと思う。もっと色々映画見たらこの映画の凄さ理解できそう。ララランドとパラサイトもこの映画から少し影響受けてる気がする。ストーリーよくわかんなかったけど、見た目はとても素敵でした。
この映画の映像のように、相手との時間が
全て美しく見えていたなら、
記憶に刻まれていたなら、
こんな関係に陥るのも分からんでもない?

って感じ
香港の男女は、ジャッキー映画に出てくる感じ
という記憶が、全て上塗りされた監督の作品
アンニュイで、淫靡で、けれど見た目はひどく堅物で
でも時々すごく弱そうに見せる

男女共にひどく脆い描写が本当に上手だなぁ〜
素敵〜
カメラのクリストファー・ドイルもさすがです〜
海

海の感想・評価

4.7
花へ花へ飛びまわる蝶々、夢へ夢へうつり棲むあなた。あの夏の日、あなたに抱かれていた時、わたしの目と、こぼれる言葉が、含む水量は同じだった。あなたの声と、髪を撫ぜる指が、纏う風量は同じだった。同じだったの。すべてが完璧だった。理性を利かし続けながら、わたしたちは互いの感情に指を入れ合った。わたしは死ぬまで忘れられないものを、あなたと共に憶えてしまっただけ。もう二度とわたしたちのどちらにも訪れはしないでしょうあの時間を空間を、後悔という名の愛でわすれないで、永遠という名の恋でおぼえていて。生きているあなたの感覚の全部でわたしをこの世に刻んで、秘密は明かさないまま死んでいって。どこにでもあなたが宿ったこの現は、わたしの甘く果てしない夢。
sh8kn

sh8knの感想・評価

4.1
覗き見るようなカメラワーク
繰り返し流れる音楽
退廃的な美しさ

雰囲気がとても好き
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