こんぽた

ソラニンのこんぽたのレビュー・感想・評価

ソラニン(2010年製作の映画)
3.7
坂道のアポロン見たあとだからか、ストーリー知ってた上で観ても(鑑賞自体は初)楽しめた。

フリーターバンドマンと脱サラした女の子のフリーターカップル。
やりたいことって?ミュージシャンになりたい?
音楽に可能性を捨てきれないが自分の未来がわからない種田、種田を応援したいが自分も未来がわからない芽衣子。芽衣子の種田呼びと、種田の芽衣子さん呼びがまた程よい距離感を作る。

音楽題材の映画って過程でいかに飽きさせないか、本筋は大体エンディングに向かうライブだったりするんだけど、種田の死から転じた芽衣子の想いの強さが後半をしっかり繋ぎ止めてくれたのかな。

音楽が人を動かすその力は、ここが凄いだとか、上手いからとかじゃなく、想いの強さなんかな。その点で見れば花屋のバイトくんが言ってた、弾くのがかっけーのが1番って視点は悪くないかと。

加藤役で出演してたのはサンボマスターのベーシストの人かな?演技良かった。
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