あゆぞう

ヒミズのあゆぞうのレビュー・感想・評価

ヒミズ(2011年製作の映画)
4.0
園子温自身による脚本、主演ふたりの演技が圧巻

二階堂ふみ、ここでも「代えがきかない」っぷりがもの凄い

ちょっと食傷気味なので彼女じゃなくても…と思うのだけれどやっぱり彼女じゃなきゃダメなんだろうと納得させられてしまう

ややもすると荒唐無稽に見える走る、転がるシーンが作品のテーマでもある極限状態の象徴に思える

吹越満、光石研、でんでん、渡辺哲、渡辺真起子、黒沢あすかといった園作品なじみの役者、役どころそれなりの窪塚洋介、奥さんの神楽坂恵はいいとして、堀部圭亮、村上淳、吉高由里子、西島隆弘、鈴木杏、新井浩文、内田慈、深水元基、木野花…脇役というよりチョイ役の顔ぶれがあまりにも贅沢

園子温作品だからこその出演了承なのだろうと納得

予算がないのかあってもそうしてたのかわからないけれどお手軽な照明、天気雨が嫌い、というか残念

残念といえば…神楽坂恵、いろんな意味で露出少なかった…
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