『牛乳の中にいる蠅 その白と黒はよくわかる どんな人かは 着ているものでわかる 天気が良いか悪いかもわかる 何だってわかる 自分のこと以外なら』
幼少期から両親の愛情を一切受けずに育った中学生の主人公が、ある日勢いで親父を殺してそこからの人生を「オマケ」と称して悪人を殺していく話。「普通」に生きたくても生きられない人が「普通」を求めてもがき苦しみまくる。
震災の年に公開された映画で、被災者の人たちへのメッセージにもなってて、リアルタイムで観なかったことを後悔した。
主人公も自分と同じく震災の年に15歳で、当時これを観てたら、もっといろんなことを考えられてた気がする。