ろっち

ペーパーバード 幸せは翼にのってのろっちのレビュー・感想・評価

4.6
独裁フランコ政権下のスペインのお話。
この時代は、言論統制をしいて、共和主義者の疑いがあるもの達は、厳しい監視を置き、疑いがあれば厳しい尋問をしていた。
つまり、お笑いネタをやり、歌を歌って人々の気持ちを代弁する、芸人一座は、常に疑いをかけられる事になる。
そんな中での辛く切ない物語でした。
芸人のホルヘは、内戦で妻子を失い、悩み苦しみながらも相方エンリケと舞台に立つ。ひょんな事から孤児のミゲルと暮らす事になるが、失った息子と重なり心を開けずにいる。しかしミゲルの人懐っこい心に少しずつ、少しずつ心を通わせていく。
ラストは号泣でした。
まぁ多くは語るまい(笑)
の私が、軽く語るの巻でした(笑)
ろっち

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