タイトー

ペーパーバード 幸せは翼にのってのタイトーのレビュー・感想・評価

4.6
フランコ政権下でのスペインを舞台に、
ある劇団が繰り広げる物語。
これはいい、とても良かった。まず音楽がいい。さすがスペイン、思わず踊りたくなるような音楽が耳に心地いい。
そして主人公の男の子のかわいさ。ニュー・シネマ・パラダイスを思い出す。
そしてそんな男の子の世話をする男性二人、一人は戦争により家族を亡くし、もう一人は同性愛者。ほかに所属する劇団の人、とくに歌を歌う女性や踊り子の女性は目を惹く美しさだしとても素敵だった。

ナチスというより、スペインでの内戦を描いている。
そしてペーパーバードというタイトル、また結末を観たとき、思わず涙が止まらなかった。
タイトー

タイトー