佳子

ドラえもん のび太の創世日記の佳子のレビュー・感想・評価

3.4
ドラえもん映画16作目
高校1年生16歳。

高校生活は、食堂があったり、学校でジュース買えたりするのが嬉しくてしょうがなかった。部活はバトミントン部を選んだが、人間関係につまずき挫折。人生で初の挫折だったかもしれない。その後、写真部に。暗室での現像楽しかった。初めて彼氏ができ、初デートはダイハード3。

創生日記は、リアルタイムでは見ておらず幼かった息子と鑑賞。

何が凄いかって、新しい世界を原子を混ぜる所から作るという神の所業を行う動機がまさかの夏休みの自由研究(ToT)。

いや、ドラえもん!?
のび太たちを夏休みの宿題の為に、生命を司る神にするなんて、小学生に核爆弾のスイッチ渡すのと大差なくない?

と、まぁこちらの心配をよそに世界は育ちます。生き物が生まれて大喜びののび太達。人間も生まれるが、もう一つ別の知能を持った進化を遂げたのが…虫。

雀のお宿じゃなくて、虫のお宿。
ちょっと怖い。
虫が進化した地底世界の話。
結構シュール。
人間と戦う虫側の戦闘機は虫型で、なかなかカッコ良かったりもする。

最後エンドロールで、完成したのび太たちの夏休みの自由研究が全ページ流れるのだが、そこが地味に面白い。
一時停止して細かいところまで読むと、のび太の闇が見えます。暇な人は是非。
佳子

佳子