バナナ

風たちの午後のバナナのレビュー・感想・評価

風たちの午後(1980年製作の映画)
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覗き見てるような気分になるカメラワークとか、聞き耳をたてているような気分になるささやき声や物音のせい(おかげ?)で、観ているこっちが変質者みたいな気持ちになってきて、その感覚がクライマックスで主人公とリンクして妙な快感を覚えてしまった。素質があるのかもしれない。

主演の方がとても可愛くて、それだけに気味が悪い。でも嫌悪感はなくて、なぜかストーキングを応援してしまう。
(おかずクラブオカリナに似てるんだけど普通に可愛くて超上位互換という感じ)
ファッションとかヘアスタイルが全く古びて見えないことに驚いた。

あと劇伴もだけど、喫茶店とかバーで何気なく流れてる音楽がとても良いなと思ってたが詳細がわからない。