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アンナ・クリスティのkyonのレビュー・感想・評価

アンナ・クリスティ(1930年製作の映画)
3.5
ガルボの初トーキー作品だなんて、惹かれちゃうよね。

ガルボ作品やっと手をつけた笑

この映画、ガルボ登場まで約15分ためにためてガルボを出さない笑

で、ドアからガルボ現る!
綺麗…。
それでふっとテーブルに腰かけて、”gimme a whisky!”の台詞とガルボのハスキーボイス。
ここは名場面。声がガルボについた瞬間。
あとはwellの言い方好き。笑

作品的な部分で言ったら、この作品のアンナはすごくトラウマや影を抱えてる女性で、ガルボの気だるい雰囲気が助長してる。
ディートリッヒの女性像はどちらかといえば、それを武器にしているというか、それすら越えようとするところにパワーを感じる。

あとはところどころ『サンライズ』意識してるのかなあ?
2人でジェットコースター→ゲーム広場、はまんまじゃない?笑
ハリウッドのスタジオシステムもすごいなと感じた作品。

壮大…。

水の主題があるのも、最近話聞いたばかりだったから、意識しちゃう。笑

だからこそ、この作品、ガルボとガルボのハスキーボイスを聞くだけでも価値はあると思う。
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