真世紀

フューリーの真世紀のレビュー・感想・評価

フューリー(1978年製作の映画)
4.0
カーク・ダグラス演じる元諜報員ピーターは誘拐された息子ロビンを奪回すべく、友人だったチルドレス(ジョン・カサベテス)率いる組織に狙われつつもその消息を追う。組織の目的は超能力研究。もう一人の超能力少女ギリアンの助けを得て息子のもとに向かうが…。

テレキネシス、サイコメトラー、さらには相手に目鼻からの出血を引き起こすといった超能力描写もさりながら、総てはラストシーンのために。

諸悪の根源がひどい目に遭う様を「もう一度ご覧頂こう」どころでなく、いろんな角度からリピート、リピート、リピート、リピート…リピート回数二桁!そしてそこでぶつっと終了する余韻のよの字もない潔さなもんだからすべてをかき消し、その場面だけが脳裏に焼き付くブライアン・デ・パルマ監督作。

DVDで久々、再見。
真世紀

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