良かった。続けて2回観た。
1度目は、人の見分けが付かず、勿体ない気がして、そこに注意して、すぐにもう1回観た。すると、、それぞれのキャラクターや所属部隊の特色がよくわかり、登場人物達が好きすぎて、堪らなかった。
特に、
コーヒーを淹れるのだけが特技のグライムズを優秀な兵士に育て上げる、リーダーシップがあり勇敢な、デルタフォースのサンダーソン一等軍曹。
諜報活動が巧みで戦闘力も高く、悩める若者を楽にする戦争哲学の持ち主、同じくデルタフォースのフート一等軍曹。
救出作戦中は銃弾の中でも全く動じず任務を果たす車両部隊のマクナイト中佐。
そしてもちろん、出番は少ないが、ヘリのパイロットを助ける為に名乗り出るデルタフォースのシュガート一等軍曹とゴードン曹長は、エンディングの後日談含め胸熱で。
他にも地味だが味わい深い人物ばかり。
どちらかと言うと嫌味な権力者的立ち位置のレンジャー部隊の大尉や司令官も、誇張した悪役には描かず、それぞれの立場が真面目に描かれておりリアル。
戦争映画だけど、それぞれの矜持は、生き方や仕事をする上で見習いたいと思った。
リドリースコット作品で1番好きかも。
とはいえ、そもそもの、武力的外交という選択肢については、不毛でしかないと痛感しましたが。