映画史上における伝説の市街地戦描写。
公開されたのは20年前であるが、この迫力は全く色褪せることがない。
冒頭から終わりまで終始MAXテンション。
息つく暇もない銃撃の嵐に一気に戦場へ放り出されます。
公開当時はジョシュ・ハートネットばっかりフィーチャーされていた記憶がありますが、今観ると主役級の役者てんこ盛りで激アツです。こんなキャスティング、今じゃ考えられないでしょ。
ユアン、オーランド・ブルーム(しかもめちゃくちゃ若い!!)まで出てたとは。
ソマリアの内戦のことはよく知らないのでちょっと調べてみたら、wikipediaによると1988年から現在まで続いてるとのこと。
内戦にアメリカが口を出すんじゃねぇというセリフがありましたが、泥沼化した戦争の終着点は一体どこにあるのか。。
歴史の一部を切り取ったドキュメンタリーとも取れるし、平和な国から見ればフィクションにも取れるようなエンタメ感もあり、見始めたら一気にラストまで突っ走ります。
目を背けたくなる映像が多々ありますが、戦争の残酷さ、無惨さを伝える意味でも一度は観て欲しい傑作。
暴徒化した民兵、徒党を組んだバイオのゾンビにしか見えず、ひたすら怖かった。