ソマリア内での氏族抗争にアメリカ(世界の警察)が首をつっこんでボコボコにされた(とはいえ死傷者数はアメリカ数十人に対してソマリア数千人)という実話(の主に戦闘部分)をもとにした映画。
戦争映画なんだけど、映像美はもはやアートの領域。リドリー・スコットのこだわりを感じる。
登場人物が多すぎて、誰が誰だかわからなくなるのが唯一のマイナス。そのうえ目まぐるしい展開が続くので、頭の中はてんやわんや、そういう意味ではパニック映画なのかもしれない。
「戦争の意味なんてどうでもいい、俺たちは仲間の為に戦うだけ」というエリック・バナの台詞が印象的だった。
戸惑う新卒社員に、「仕事の意味なんてどうでもいい、とにかくやれ」という上司を彷彿とさせる。
俺は意味を考える人間でありたい。