ミミック

ザ・ブルード/怒りのメタファーのミミックのレビュー・感想・評価

3.2
クローネンバーグ作品をアマゾンプライムで見られる喜び。今作はいくぶん大人しめな印象。感情を具現化するアイデアとそれを産み落とすビジュアルの不気味さはお見事。精神医学と肉体の変化(変態)の萌芽がこの頃からすでにある。タイトルの怒りのメタファーはちとストレート過ぎないか。逃げている人がドア越しに襲われる場面を見るとみんな『シャイニング』に見えてしまう。離婚は身も心も消耗するということか。
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