ザ・ブルード/怒りのメタファーの作品情報・感想・評価・動画配信

『ザ・ブルード/怒りのメタファー』に投稿された感想・評価

クローネンバーグほど、精神と肉体の関係を、ホラー(サイコ)映画の手法で表現することに特化した人間は恐らくいない。好きなわけではないけど、唯一無二の監督だとは思う。

クローネンバーグの79年作品。怒りが生み出すキラー・ドワーフ。児童虐待による幼少時のトラウマ。小人の殺人鬼を生み出す精神の傷。人体破壊のクローネンバーグ、今回は精神面の破壊で生み出した怒りのメタファ…

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小さい怪物とラグランとがどう関係があるのかがこの映画の肝。

じわじわと謎が解けていく様が心地よいぐらいにスムーズ。

クローネンバーグの作るクリーチャーは独特の気持ち悪さがある。

だいぶ面白かった。
3.6
何も知らなかったら面白かったで終わってたけど
この時期親権を巡る裁判中だと知って見るとただただ感心してしまった
その時の感情がぶち込まれてました

殺人鬼の恐ろしい顔と明るい色の服のギャップに一瞬「アリス・スウィート・アリス」を思い出した。親から子への暴力の連鎖の話だと思ってたから(メタファーではあるんだけど)終盤の展開には驚いた。これぞボディ…

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TK
3.7
設定が唯一無二でよかった。ラストの母親がいつ怒り出すか分からんハラハラ感すごい
m
2.0
このレビューはネタバレを含みます
DVハウス出身でない方々からすると何の違和感も抱かないシーンなんだろうしそもそも深意なんてないと思うけどCSAのトリガーワーニングだった
3.9

おもしろかったのだが、後年の「ビデオドローム」「ザ・フライ」などと比べたら独特に洗練された映像美は影を潜めている印象。その代わりに生々しい心理描写がたっぷりある。

テーマである「怒り」が監督自身の…

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大好きな1本になりました☺️
妻が、謎のおっさんによる謎の心理療法を受けていて、それとは別に、ぴちぴちパーカーを着たキモイ子供に襲われたりする話

その子供の正体がまさに"怒りのメタファー"
顔の造…

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3.9
おもしろかった。タイトル通りだった。

ファッションやインテリアに80年代のアメリカ(カナダ映画だけど)感じられたところもよかった。

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