ザ・ブルード/怒りのメタファーの作品情報・感想・評価・動画配信

「ザ・ブルード/怒りのメタファー」に投稿された感想・評価

Nao

Naoの感想・評価

3.7
久々にやばい映画をみた感。
設定ぶっ飛びすぎてて、精神的にも生理的にも不快感がすごい。

あんなのドャァって見せつけられるとおもってもいなかったので、思わずへんな声が出た。
しかも可愛いロンパースいっぱいいるし。
あーほんとびっくりした。
yaya

yayaの感想・評価

3.2
子を見れば親がわかるというように、その親を見て育った子どもは将来同じようになるって事を伝えたいのかなと思わされた映画。
怒りの感情が具体的な形を持って可視化されるというアイデア自体は面白いけど、それだけかな。怒りがそもそもグロテスクなものなのかとか色々考えるけど、悪趣味を楽しむものとしては全然おもしろい映画だと思う。もう少しお祖母さんとお母さん、娘の血の繋がりと、怒りの伝播みたいな話が観たかった。
K

Kの感想・評価

-
初見。素晴らしかった。徐々に盛り上がっていき、その果てのクライマックスの並行モンタージュに悶絶。ドライブシーンが最高だなと思っていたらきちんと恐怖のドライブシーンで終わった。
クローネンバーグの人物の切り取り方は一貫している。観ながら何となく『デッドゾーン』を思い出したりもした。
あやね

あやねの感想・評価

3.2
笑っちゃうぐらい気色悪い。
レビューで殺人テレタビーズって書いてた人いたけど、ほんとにその通りだった。
キモよりのキモカワ。

そんでラストシーンよ…そんなのやだよ…。
クローネンバーグの映画はどうしてこうもグロテスクに感じるのだろう。
人体破壊をカタルシスに結びつけるのではなく徹底して不快なものとして描いているからだろうか。
リアリズムを超えて絶対的な異物として画面に鎮座している。

ラストのクローズアップにやられる。瞼のヒクつきだけで全てを悟らせる演出力。流石だ。
ずっと見たくてamazon primeで見れると聞いて。

怒りのメタファーってそういうことか!

日本だと、人間の怒りや憎しみが強いと「生き霊」となって対象を蝕む、なんて話がありますが、国が違うとこういう表現になるんですね。

オープニングから弦楽器の悲鳴みたいな曲が始まり、ひたすら雰囲気が不穏。

ジャケ写にある血に染まった手が何の物なのか注目して見ましたが、正体のビジュアルに思わず笑っちゃいました。キモカワ。服をちゃんと着てるとこを見ると、奥さんがちゃんと世話してるのかな?母性ってすごいなあ。
クローネンバーグ初期作品。
やはりやってくれる、気持ち悪いです。
ami

amiの感想・評価

3.4
クローネンバーグ感ないと思ってたら
途中からしっかりクローネンバーグだった

このレビューはネタバレを含みます

スキャナーズ的人体の神秘、SFお母ちゃんが産み出すテレタビーズに似た奇形のガキたち。
怒りのメタファー、というよりダイレクトに怒りを物質に変容させる超能力者なのだ。自らのトラウマや、他者に対する憎しみを乗り越えるため、いや、もみ消すための根源が「怒りのエネルギー」であり、子供は自身の怒りを表現するためのキャンバス。自身の経験を乗り越えられず、なぞって負の歴史を肯定することしかできなかった悲しいサイコSFお母ちゃん。
お母ちゃん。。お母ちゃん。。
ザコシ的呼びかけをしてしまうほどのもの悲しさ、どこか解放を求める母親としての不適合さの自覚を感じながら、唐突に露わになる異形のブラックボックス的テレタビーズ腹のグロさが感情移入を許さない。
怒りというエネルギーは全ての原動力になりうるほど、強い。
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