ヘルレイザー4のキサトルのレビュー・感想・評価

前作はスケールの小ささにわだかまりが残る作品でしたが、その反動か今作は、18世紀から近未来にかけて時代を越えるパズルボックス大河にいきなりなっていて度肝を抜かれた。どうしたんだ？？？
かといって、とりわけ面白くなっているわけでも無し。皮膚が繋がっているニコイチセノバイトの造形は良かった。ラストではピンヘッドのバカさ、もとい純真さに呆気にとられている間に、逃げ切られるかのようにさっさとエンディングを迎え狐につままれたようだ。バカ落ち最高。