Ryan

ベルヴィル・ランデブーのRyanのレビュー・感想・評価

ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)
4.4
シルヴァン・ショメ監督による2002年の初長編アニメーション映画である。
人物や街、船などに過剰なまでのデフォルメが加えられていることが作品の特徴の一つである。

ストーリーは小さい孫とおばあちゃんと犬で暮らしていた。孫が自転車をほしがりおばあちゃんが買い与える。20年後、孫はツールドフランスにでるべく魂を削り感情を削ぎ落としたような人間になる。それをおばあちゃんと年をとった犬で見守り続けるが、ツールドフランスの日に孫が誘拐されてしまう…。

これはフランス映画ですが、すごすぎる。
画が斬新なんです
怖い!とおもってしまうような
鼻は高すぎ、頬は痩せこけるといったかなり過激描写である。しかし、そこにフランス流の笑いが混ざったことによりさらに面白くなる。
そして、なにがすごいかというといまのこの時代背景を巧みに使い分けることで、このキャラクターがあぁ〜なるほど。そういう意図があるのかと感心させられてしまう。
いままで見たことない作品であり、とても好きな作品だ。この年の様々な賞を賑わせて作品でもある。アカデミー賞は惜しくも受賞にはならかったが受賞してもおかしくない実力作品。これはユーザーさんたちにはかなりオススメします!
ご覧になったことがある方とお話をしたいぐらい好きですwみなさんのコメントお待ちしてますw
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