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ロミオとジュリエットのlilytmのレビュー・感想・評価

ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)
3.7
あーーロミオなんであんたロミオやねんーーもうーー
ってなるよね。毎回。

ファッション詳しくないけど、60'sのカラーブロッキングの流れみたいなのがたぶん(?)ちょっとあって、衣装の色合いが最高にオシャレ。
男性陣のタイツも見慣れたよわたし。

ほんとに15,6の微妙な年齢の役者たちがやってることで、もちろんフィクションなんだけどリアルみというか説得力が物凄かった。
若さゆえの勢いと激しさみたいなものが。

それから、このジュリエット、ビジュアルに衝撃を受けて忘れられない。
透明すぎて透けちゃいそうなのに、あまりに意志の強そうな目でじっとロミオを見つめているから。
不思議と感じる不安定さに息を止めながら見守った。

ニーノロータの音楽も、初めて劇中で聴いたな。
これから聴くときは映像を浮かべられるから、また変わりそう。
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