刹那Fセイエイ

十三人の刺客の刹那Fセイエイのレビュー・感想・評価

十三人の刺客(2010年製作の映画)
5.0
シネマンションの斉藤さんがオススメしていた映画ということで視聴しました。久々の邦画という事と、邦画だしそうでもないだろうと謎の上から目線もあってか、そこまで大きな期待はしていませんでした。しかし、その思いは大きく裏切られました。想像を大きく超える面白さでした。邦画でここまでやるかのオンパレードで、両手脚を斬り落とされた女性や稲垣吾郎が部下の頭を蹴飛ばすシーン等、思わず息を飲みました。彼がどれだけ狂っているかをこれでもかと観せられました。特にお膳に食事をのせて犬食いするシーンなんか「何だこいつ…」と思ってしまいう程でした。本当に稲垣吾郎こんな役多いな…
特によかったのはラスト50分の大乱闘は斬って斬って斬りまくりの死闘でした。役者陣も傷だらけ血塗れの殺陣はハリウッドのアクション映画にも決して負けていません。加えて水路の水が血で赤く染る演出や爆薬で血肉が飛び散ってシャワーみたいに降り注ぐシーンなんかゾクッとしました。こんな面白い映画を勧めてくれた斉藤さんに感謝です。唯1つ謝らなければならない事があります。それは斉藤さんは家族で観ない方が良いと警告を下さったにも関わらず、家族で鑑賞してしまった事を謝罪致します。申し訳ありません(家族も面白かったと言っておりました)。