さすらい農場

オール・ザット・ジャズのさすらい農場のレビュー・感想・評価

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)
3.7
〜 天才の イマワのキワは 個性的 〜

ハル奮闘篇さんとの同時鑑賞企画
[漢(おとこ)の鑑賞会] 第2回の裏!
●共通テーマ [80sダンス映画]
●後攻タイトル選定 : さすらい農場
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ブロードウェイの光と影
伝説の振付師兼監督の自伝的フィクション

その男ジョー・ギデオン
酒とタバコと薬と女
仕事のためなら娘との約束も平気で破る
下半身だけ正直者(なんてことだ…)
長年の不摂生が祟ってヘイ重度
シャワーと目薬とDEXEDRINE(覚醒剤)
無理矢理キメて[さあショータイム!]
それが朝のルーティーン
毎日が舞台、人生はショータイム
虚飾だらけの生涯で、やっと見えて来た
人生の真実…

司令塔が壊れてたらプラン全体が危機に陥る
怪しいステージ[エア・ロティカ]は限界布面積のアヴァンギャルド・ダンス
退廃的かつ体感的 ご家族での鑑賞はご遠慮ください⚠️

恋人と娘の自宅ダンスは一服の清涼剤
笑顔で気取って、楽しく癒される
これこそがダンスの真価なのでは…?

魅力的な性格と破滅的な生活
四季が巡るように死期は迫る
指揮を仕切るのは監督様だ
自分式で押し切るSICK!
末期がくるほどMAXで
最後がPSYCHOで最高だ

バイバイ ライフ!
バイバイ ハピネス!
ハロー ロンリネス!

嘲笑も喝采も驚きも呆れも華やかで騒々しい人生の閉幕は包んで巻き込んでひっくるめて容赦なく万物に平等な速やかなる
ZIP!

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【感想】
全く存じ上げませんでした[ボブ・フォッシー監督]
虚実曖昧な幻覚ステージがシュールかつど迫力!
私自身は石地蔵タイプなので、未知なるダンサーの世界に正座🧎‍♀️で感心する昼下がりでした!