きくち

ONCE ダブリンの街角でのきくちのレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
3.7
言わずもがな音楽が最高。一見ストーリーに大きな波はないけれど、それぞれの心の内が大きく波打っているのが歌詞から汲み取れる。そこも堪らなかった。傷を互いに負っていたけれど、舐め合うことなく寄り添うに留まった二人の姿は大人で、だからこそ苦しくて、美しく凛々しかった。