おはらっち

摩天楼はバラ色にのおはらっちのレビュー・感想・評価

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)
5.0
ふと懐かしさから、
約35年ぶり?に鑑賞。
今回、観終わった後、
公開当時の学生だった頃に観た時とは
全く違う感想を抱いた。

空いていた重役室にこっそり忍び込み、
名前を偽って架空の人物になりすまし、
という側面から見れば
現実にはあり得ないお話で、
当時はコメディ映画の一つとしか
思っていなかった。

でも、今改めて観てみると、
主人公のやっていることは
睡眠を削ってでも、努力を惜しまず、
組織の枠に囚われず会社全体の課題を見つけ、
自分ごとで仕事に取り組み、
さらに社外含めた周囲を巻き込みながら
ひたむきな姿勢で改革に取り組んで行く
という、とても真面目な内容。

今、自分が組織を越えた
事業の立ち上げの中心にいるから、
とてもリアルで参考になる
ビジネスドキュメンタリー映画に思えた。
おはらっち

おはらっち