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摩天楼はバラ色にのjamのレビュー・感想・評価

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)
3.8
君に何が出来る?
経験はあるのか?

…何もありません
でも、自信はある
チャンスさえくれれば、僕は必ず出来る


バック・トゥ・ザ・フューチャーだけじゃないんです。
マイケル・J・フォックスがハマり役を演じているのは。


6月1日、首を長くして待った東京の映画館再開。
"映画館でないと映画を観られない病"患者である私も、仕事終わりに駆けつけました!
…って、観たのはこの映画じゃないんです…
ちょっと重めの作品だったので、自分の中で整理がついたらレビューすることにして。

こちら、遠い昔に観た懐かしい映画をCS放送で。←こう書くと映画館でないと〜病のリハビリ、順調に進んでいるように思われるかもしれませんが。
一本観るのにえらい時間がかかったりして、やはり映画館で集中して観ないとダメみたいです…


地方から夢を抱いて摩天楼、NYに出てきたブラントリー。
いきなり就職先を失って、新たな職探しをする彼と大会社社長のハワードのやりとり。これに共感できる人も多いのではないかしら。

物語は、社長夫妻を巻き込んだ4角関係のドタバタも盛り込んだコメディで、あまり深く考えずに楽しめるのです。

原題の"The Secret of My Success"のせいか、
フランク・レッサーのミュージカル"How to Succeed in Business Without Really Trying"と内容がごっちゃになってました。
ミュージカルの方は10年以上前に西川貴教主演Ver.を観て、こちらもなかなか楽しかった記憶があります。

で、本作は。
やはり何と言ってもマイケルがのびのびとブラントリーを楽しんで演じているのが良かったです。
メールボーイと重役の一人二役。
3号機のエレベーター内で起こるコメディとロマンス

全編を彩る、ディビッド・フォスター(またもや登場、好きなんですよね…)の音楽も少し懐かしさも感じさせてくれて最高です。



冒頭に書いた"仕事の経験"絡みで
今日から異動先の病棟勤務スタートしました。
…異世界…

同じ病院とは思えない、と言ったら大袈裟かもしれませんが。
当たり前ですが、建物や電子カルテのシステムなどは同じですから、今までの経験で出来ることもありました。
でもね、全然やったことない科なんです…
4月に入った一年生よりもわからない。
一応、基礎はあるものの、その科独自の略語などが飛び交う現場なので、ほんとうに「ここは何処、私は誰?」みたいな感じです。


とは言え、これはチャンス、なのかもしれません。
ほぼ内科一筋の私が新たな科で、仕事の幅を広げられる。


ブラントリーのように、恋も仕事の成功も手に入れられるかはわかりませんけどね。
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