原題は "私の庭師との対話"
老年の男の友情を描いた作品。
フランス映画は雰囲気が独特。
全体に "品" が感じられる。
職場を引退後、菜園を楽しんでいる
方が多いと言われる。
私はまだまだその歳ではないので良く
わからないが、聞けば 気持を入れない
と野菜は育たないと言われるらしい。
ニースの海辺でベンチに座るほんの一瞬の
カットは、いい絵面。
人生は節目節目で色々な事が起こる。
しかし寿命という終焉は自分だけが
理解し、やがてそれを迎える。
こういう作品は、歳をとって、
仕事を辞めてからみれば、また違った
感覚をもつのではないだろうか。