画家と庭師とカンパーニュの作品情報・感想・評価

「画家と庭師とカンパーニュ」に投稿された感想・評価

~ジャン・ベッケル監督ならではのあふれる人間味~

原題は「私の庭師との会話」ですが、その名の通りこれほど会話(おしゃべり)で楽しめて、心地良い気分になったのははじめてです。たわいのない会話の連続なのに何でなんだろう?

ダルッサン演じるジャルダンの人柄がまたいいんですよね!真面目で正直で、自分の立ち位置をちゃんとわかっている。必要以上に欲を持たず、他人を羨むこともなく、自分が置かれた場所に幸福を見出している。

パリという都会で他人をやり込めたり、争ったり、ケンカしたりとネガティブな精神状態だったキャンバスは、このジャルダンの自然体のおしゃべりによってだんだんと自分を取り戻していくのです。

二人の友情がとても清々しく心洗われるようでした。たとえ二人に別れが来てもその友情は永遠と思えるほどに。
Annikki

Annikkiの感想・評価

3.6
フランス映画はあまり好きではないのですが、この作品は、分かりやすくて、とてもシンプル。

情熱的な画家のおじいさんと、花や木をこよなく愛する庭師のおじいさん二人の、友情の話。

かけがえの無い素晴らしい時間が、人生のどの瞬間に訪れ、かけがえの無い大切な友と、どんな風に別れてしまうのか、出会うタイミングはそれぞれで、遅ければ遅いほど、二度と会うことが出来ない。

湿っぽくなくすすんでゆくストーリーが良かった。

カンパーニュは、噛めば噛むほどに、味が出る。そんな固いパン。
ゆず茶

ゆず茶の感想・評価

3.9
良質な映画★

淡々としつつ、黄色や黄緑など色鮮やかな田園風景と、二人の思いやり&ユーモアに溢れる会話がふんだんと詰まった映画でした。
友情っていいな。

ささやかな日常を自分らしく楽しむことにも気づかせてくれる作品です。

カフェ・オ・レをカフェオレボールで飲みたくなる!☕️
mmmmmovie

mmmmmovieの感想・評価

3.5
華やかで情熱的で孤独な画家と、ただ淡々と土と対話する庭師。刺激と安定のバランスが程よく心地いい。優しくほろ苦いおっちゃん映画でした。

それにしても、画家の作品が絶妙に素敵。ご飯を美味しそうに撮る人は、目も肥えている説。
Ypsilon

Ypsilonの感想・評価

3.2
二人のおじさんの、ささやかだけど幸せそうな田舎の日常を見て、静かにほっこりできる作品。
山場というところはないけど、見終わった後も断片的に印象的なエピソードが思い出される。
色彩も綺麗だし、音楽もないからこその上品で素敵な作品でした。
ズベ公

ズベ公の感想・評価

3.9
A successful artist goes back to his childhood home in rural France from Paris because he has been exhausted from the city life. After going back there, he decides to hire a person who keeps his garden and the gardener who has come is a former schoolmate by chance. They call each other “Dupinceau (means a painter in French)” and “Dujardin (a gardener in French)”, have a quiet conversation about their own life, and reform a friendship between them.

The friendship between the two old men and the peaceful scenery of the French countryside are really beautiful. The artist has a deteriorated relationship with his wife and daughter, but he regains his kindness little by little by renewing the old friendship with the gardener, and realizes what he really wants to draw.

I really envy the friendship like this. When I get old, will there be such a friend beside me? I couldn't say I have built good relationships with my friends so far. When I realized it, I had been estranged from them repeatedly.

How good would it be, if there would be an excellent friend like the gardener who drops some hints about my life when I come to a dead end. I thought I should be more kinder and gentler to others.
フランスの田舎に住む画家が家の庭に菜園を造るために庭師を募集したところやって来たのが幼馴染の男。
旧交を温める二人。
フランスの田舎を舞台に二人の友情を描きます。

そして訪れる別れ……

物語として大きく盛り上げる出来事が起きる訳ではなく音楽も無くどちらかというと淡々と話は進んでいきます。
二人とも喧嘩したりベタベタしたりしない。
無い無いづくしの本作ですが、在るのが画家が庭師が望んだ通りに庭師が好きな物を書いた絵画とフランスの田舎の緑。
その二つが本作のとても上品なテイストを作っています。

相も変わらず陽光と緑を美しく撮るジャン・ベッケル監督。
フランスの緑は日本と比べるとやや黄緑に近く若々しい感じがします。
PalmaRosa

PalmaRosaの感想・評価

4.0
画家と庭師、二人のおじさんの会話が面白い。こういう友情ものは良いなぁ。心の中に暖かい光が差し込むようなほっこりした気持ちになれる。
セリム

セリムの感想・評価

4.0
雰囲気が好き^^
ダニエル・オートゥイユっていい役者さんだなぁ~って思う。
デ・ニーロに似てるからか?w
じわじわとカンパーニュの風景を思い出していい映画
ニースに毎年夫婦で行くって話のシーンがとってもすきだった!
ただ海岸を歩いていって来た道を帰っておなじ夕食をおなじホテルでってところ
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