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007/オクトパシーのaqiLaのレビュー・感想・評価

007/オクトパシー(1983年製作の映画)
5.0
はっきり言います、めちゃくちゃ好きです。ロジャームーアの中で一番好きwww無駄がないww
まず僕は頭がおかしい。ロジャームーアのボンドで気に入ったのは「黄金銃を持つ男」と「オクトパシー」だからwww
なんだろなあ・・・ロジャームーアが、普通のギャグセンスを持ったおじさんという路線がしっかり確立されてるから、好きなのかもなあ
私を愛したスパイ、ユアアイズオンリーなどでは、笑いよりも強いジェームズボンドが必要とされる脚本だが
ロジャームーアは強いと思えないwwショーンコネリーを見ているからwww
だから、ロジャームーアが面白おかしくなってる方が楽しい。
女盗賊集団も、敵のアジトに潜入する際は、夜でも目立つ真っ赤な全身タイツで潜入だ!!
ジェームズボンドは、そんな女集団のアジトに、ワニ型ロボットで潜入だ!!
そして、Qは、ユニオンジャックの気球で助太刀だ!!お前らスパイじゃないのかよ!!目立ちすぎ!!だがそこがいい!!
まず、何か最初から、テンポが速くていいね。
しかもなんと、結構まじめな部分はまじめだと思う。オクトパシーは1983年、その前にデタントの時期が1979年くらいまであったものの完全な冷戦終結は1989年
いまだに冷戦は終わってない時期だった。ソ連は過激派と穏健派に分かれ
過激派は、アメリカの核兵器を盗み、西ドイツのサーカスの中で核兵器の爆破を画策する。
西ドイツは資本主義、アメリカ軍の保護下にある。その場でアメリカの核兵器が爆発しても、アメリカの失策とみなされる。
「反核の主張はさらに進み、国境が脆弱化したところを、侵略者がその国境を侵す」
この言葉は、いま、日本に限らず考えるべきではないか。いや、核や武力以外の解決方法もあるはずだが。
核、武力、と聞いてすぐに思考停止し非難する風潮は、純粋な議論の形を考えたらおかしい。
そして、正しい答えはいつも、純粋な議論からしか生まれないのだ。
・・まてよ。
何で核爆発を起こす場所が、「サーカス」なんだ・・・・wwww
そして、インドという第三世界を主な舞台としている点も注目すべき。
だからといって、インドの政治家が敵というわけではないのだけれどね。
ロジャームーアのは、最後の十分くらいが面白いけど、これは全編面白かった。
でも、イギリスで、スーツにターバンは・・・めだつよ・・・ww
あと、自分の服をバルコニーに巻き付けて、それをロープ代わりにして、下に降りる女のひとの
アイデアも面白かった。全体がきんきらでいいね。
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