花椿

東京島の花椿のレビュー・感想・評価

東京島(2010年製作の映画)
3.3
こういう思考実験みたいな映画も面白い。
実話であったよね、無人島で女1人と複数の男と暮らしてて、女を奪い合って夫が何人も殺されて子供も生まれてて。

社会性を捨てられず、かと言って人間らしい快適な暮らしは送れない、けれど野生にはなりきれないところ面白い。
ダーウィンの『生き残る種とは最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは変化に最もよく適応したものである。』という言葉が効く。

『ゴールデン スランバー』で“最後に人間に残るのは信頼と習慣”ってセリフを思い出す。
人間が人間らしくいられるのは社会性ゆえ、他人が存在するからなのかも。
人間は1人では生きていけないから他人が必要。他人と生きるには社会が必要。そうするとルールや文明が生まれる。

窪塚 洋介はやっぱり変な役が似合う。
亀仙人じゃん🐢
木村 了かわいい。ドラマ『オトメン』が好きだった。

無人島ものは『青い珊瑚礁』が好き。
ブルック シールズが美しい。
花椿

花椿