やんま

青春群像のやんまのレビュー・感想・評価

青春群像(1953年製作の映画)
3.0
人物の行動には共感できないものの、変わり映えしない日常の中に潜む虚無、やるせなさには通ずるものがあった。

大学生になり何にも縛られなくなった今、何をやっても楽しくて仕方がなかったあの頃にはもう戻れないのだと日々痛感する。何かしらが制限された環境の中にいることを疎ましく思ってたけど、だからこそ毎日が刺激に満ちていたし、やっぱり貴重な時間だったんだな〜。

フェリーニ作品は難しいイメージがあったけど、これは逆に分かりやすすぎるぐらいだった。4Kデジタルリマスター版で鑑賞。
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